こんにちは。アーミーです。
離婚して早5ヶ月。
新しい生活にも慣れて、すっかり生活のリズムも整ってきました。
そして、毎月の生活費が固まりつつあるこの頃。
最初はやはり出費がすご過ぎて、生活が落ち着くまでは…と思ってましたが、落ち着いたところで家計簿を見ても、毎月赤字であることに気づきました。
この記事では、一般的な毎月の生活費についてと、私の家の生活費についてご紹介していきます。
気になるところから見てね
あなたの月の生活費、どのくらいですか?
総務省統計局が公開する《平成26年全国消費実態調査》結果より、母子家庭(シングルマザー)の生活費の平均と内訳をざっくり見てみます。
子供1人の場合の生活費の平均
子供の年齢により差があり、子供が未就学児の場合は平均約16万4,000円、高校生の場合は平均約21万1,000円ですが、年齢を問わない全体の平均は約18万8,000円です。
内訳(一部抜粋)
・食費:約4万2,000円
・住居:約2万9,000円
・光熱・水道料:約1万4,000円
・家具・家事用品:約5,000円
・交通費:約1万8,000円
・通信:約1万3,000円
・教育:約1万2,000円
全ての内訳を見ることが目的ではないので、ここでは上記以外の内訳は割愛いたしますが、毎月必ずかかる費用の大体の平均は把握出来るかと思います。
他にも、病院にかかったり娯楽や美容・ファッションにお金を使ったり、その時々で費用が発生しますよね。
子供2人以上(子供3人を含む)の場合の生活費の平均
子供の年齢や人数で差があり、長子が未就学児の場合から末子が高校生の場合の範囲で、約15万5,000円から約22万2,000円と開きがありますので、平均はあくまで参考です。
全体の平均は約19万5,000円です。
内訳(一部)
・食費 約5万2,000円
・住居 約2万6,000円
・光熱・水道料 約1万7,000円
・家具・家事用品 約6,000円
・交通費 約1万4,000円
・通信 約1万5,000円
・教育 約1万5,000円
子供1人の場合と、子供2人以上(子供3人を含む)の場合で、意外にも生活費の平均金額の差は7,000円と、思ったほど違いがありませんでした。
上記に挙げた内訳(一部)を見ると、やはり子供2人以上の方が断然金額は大きくなっています。
実は、上記に挙げた各カテゴリに分類されない「その他の消費支出」の平均が、子供1人の場合は約2万8,000円、子供2人以上(子供3人を含む)の場合は約1万9,000円と、子供2人以上の場合の方が約9,000円低くなっているんです。
そのため、思ったほどの差にはなっていないようです。
優先度の低いところから節約してやりくりしているということなんでしょうね。
参照:「ひとり親wacca」より
大公開!我が家の月の生活費はこれくらい
お待たせしました。
では、シングルほやほや我が家の生活費を公開いたします。
我が家は、私と中学生の息子の二人家族で、賃貸アパートに住んでいます。
月の生活費の平均は、約22万5,000円です。
内訳は
・食費 約4万6,000円
・住居 家賃6万円
・水道・光熱費 約2万2,000円
・生活用品 約1万円
・通信 約1万2,000円
・教育 約2万2,000円
・保険 約1万5,000円
・交通/車 約8,000円
・その他 約3万円
ざっくりこんな感じ。大公開です。
さらに、資産を増やすべく投資信託もしているので、その分もプラスすると毎月約25万円もの支出になります。
こうして見ると、上の総務省統計の平均値よりだいぶ大きくなってしまっています…
だけど贅沢をしている訳ではありませんよ。
比べてみると、まず一番の要因として住居費が全然違うことがわかります。
上の統計の平均が2万円台と、なぜ金額が小さいのかというと、その統計の中に離婚して自分の実家に身を寄せている人も当然いるからです。
実家に入れば家賃が浮きますよね。
また、民間の賃貸住宅よりも家賃が安い、市営住宅や県営住宅などに住んでいる人も多いと思います。
ですので統計では住居費が平均すると低くなっていると思われます。
生活費の中で住居費が大きく割合を占めますので、生活費を抑えるためには今より家賃の安い所に引っ越した方が良いでしょうね。
また、我が家の場合、水道光熱費が安くありません。
以前書いた記事でも少し述べましたが、うちはプロパンガスなんですけど、私の住んでいる地域はとにかくガス代が高いんです。
以前書いた記事はこちら☆〜(ゝ。∂)

先日も原油価格高騰に伴いガス料金も値上げするというお知らせが届き、ブチ切れそうになりました。
だけど、ガス代が高いのは、ここに住んでいる以上どうしようもありません…
あと教育費用ですが、この中には学校以外の費用も含まれています。
息子は中学に入ってから勉強の面で不安を持っていたのですが、塾に行くのを嫌がっていたので通信教育を始めました。
以上の要因があって、うちは統計上の平均より生活費が高くなっています。
食費と生活用品もあまり切り詰めていないためか、ちょっと高めです。

シングルマザーの私が生活費を抑えるために工夫したこと(王道)
毎月絶対かかる費用をなんとか抑えたいと思い、工夫したことが私にはあります。
かなり王道なので知っている方も多いと思いますが、改めてご紹介します。
オススメです。やる価値アリですよ。
携帯電話の見直し
離婚前、携帯電話は大手キャリアで家族契約していました。
毎月私一人分で8,000〜9,000円程度でした。
離婚する一歩手前あたりで、思い切ってキャリアから格安SIMに乗り換えました。
電話番号も引き続き使えるし、LINEの履歴もそのままなので乗り換えはすんなりでしたが、キャリアのサービスが使えなくなったことにはやはり戸惑いました。
まず、キャリアメールが使えなくなりました。
キャリアメールは結構使っていたので、乗り換え前に別のメールアドレスに変更手続きするなどの、少し面倒な作業をしなければなりませんでした。
またセキュリティ面でも格安SIMの場合、大手キャリアのような手厚いサービスはないので、とても不安でした。
なので自分でいろいろ探して、セキュリティ用のアプリを入れました。
最初は結構めんどくさいと感じました。
ですが、格安SIMに乗り換えてから、毎月の携帯代が3,000円未満になりました。
私の場合はほとんど通話はしないので、このくらいの安さで済みます。
通話を多くする人は、格安SIMに乗り換える前にプランを見直して、一度キャリアと格安SIMとを比較してみると良いかな、と思います。
まあ私にとっては、一気に携帯代が減り、嬉しい変化になりました。
息子にも携帯電話を与えましたが、息子と合わせても月に6,000円ほどです。
驚きの結果です。
最初だけ大変でしたが、最終的に格安SIMに乗り換えてとても良かったと思っています。
電力会社を熟考した
今この時代、電力の自由化によって、電気の契約はたくさんの会社から選べるようになっています。
知ってましたか?
これを利用しない手はないと思うんです。
私は引っ越した時、いろいろな電力会社の料金プラン等を比較してみて、一番電気料を安く出来そうなところを選びました。
総務省発表の2020年の家計調査によると、一ヶ月の平均電気代が単身世帯で5,791円、2人世帯で9,516円だそうです。
我が家は2人家族ですが、息子の夏休み期間真っ最中の月で約9,700円、通常の月は大体上の単身世帯の平均とほぼ同じくらいに抑えられました。
息子は夏休み中、ほぼ一日中家にいてエアコンはずっとつけて過ごしていました。それでも総務省の家計調査の2人世帯の平均とほぼ同じくらい。
上手に電気料を節約出来てるんじゃないかな、と思います。
電気料が高いなと思うことは今のところありません。ガス代とは大違い(笑)。
満足しています。
契約する電力会社の変更は、引っ越しのタイミングでなくてもいつでも出来るので、毎月の電気代に不満がある方はぜひ検討してみると良いと思いますよ。
保険料の見直し
シングルにとって、ここは超重要と言えるでしょう。
自分が倒れたら収入が無くなるし、自分がもし死んだらと思うと、残される子供のことが心配ですよね。
保険についてもかなり調べました。
で、保険の見直しをしましたが、その結果、節約どころかむしろ少し増えてしまいました。
ですが私は、保険料の支払いが増えたことが問題ではなく、その保険の内容が重要だと思うんです。
離婚する前までは、私は医療保険とガン保険しか入っていませんでした。
それは私が家族の中でメインの稼ぎ手ではなかったからです。
医療保険とガン保険だけで、保険料は月7,500円ほどでした。
離婚してからはそれを全て解約し、新しく医療保険、ガン・三大疾病保険、収入保証保険に加入しました。
収入保証保険は、自分がケガや病気で働けなくなった時だけでなく、自分が死亡した場合も保険金を受け取ることが出来ます。
毎月の保険料は2,000円くらい増えましたが、それ以上に得られた安心感は正直ハンパないです。
ライフステージが変わったタイミングで保険の見直しをしていくことは、必要なトコロに必要なお金をかけることにつながっていきます。
無駄な出費を抑えながら満足出来るサービスと安心を享受する。
自分一人の命ではないことを忘れず、万が一に備えることは大事ですね。
節約するための情報を集める
そのほか、細かいところを言うといろいろあります。
例えば家電。離婚して、私と息子二人で引っ越したので、当然あらたに家電が必要で購入しました。
今の家電は性能も良く、光熱費の節約につながるエコなものも多くあります。
私は、価格の安さで安易に決めず、価格が多少高くてもランニングコスト等も視野に入れ少し長い目で見た時に得になる物を選んで買いました。
また例えば、新居のアパートを契約した際、入るのが義務になっている火災保険。
大体は、アパートの契約をした時に仲介業者より勧められた火災保険に話の流れでそのまま契約していることが多いかと思います。
ですがそこには、仲介業者が保険会社から受け取るマージンが入っているようです。
保険料は大体2年間で16,000円〜20,000円とかが相場かなと思います。
私は引っ越しにかかる費用を少しでも抑えたかったので、手間ですが自分で保険を選びました。
その結果、2年間で12,000円台で保険契約することが出来ました。
補償内容も過不足なく選んでこの金額です。
正直面倒でしたし、契約も自分で代理店に足を運ばなければならず時間をかけましたが、面倒なのは始めだけですので、非常に満足しています。

この記事のまとめ
この記事では、おおよその月の生活費の目安と、我が家の大体の月の生活費を大公開しました。
いかがでしたか?
住んでる地域によっても、家族構成や家族の年齢によっても違いが出てきますので、へえそうなんだ〜、くらいに思って読んでいただけると良いかなと思います。
また、節約についても、人によって何を優先するか、価値観によっても違います。
私の場合は、出来るだけ毎月の支払いや定期的な契約更新時の支払いを抑えたかったので、そのあたりを調べる努力は惜しみませんでした。
ですが、毎日忙しい人はそこに時間を割く余裕がないかもしれません。
私のシングルマザーの友人も、携帯電話を大手キャリアから格安SIMに変える手間が嫌で変えないと言います。
大手キャリアなら、家にインターネットを引く場合もそのまま契約出来るので簡単ですしね。
携帯電話を格安SIMにしてしまうと、毎月の携帯電話料はぐっと抑えられますが、インターネットはまた別に契約しなければなりません。
私は家のインターネットもかなり調べて、光回線とプロバイダが一本化された「光コラボ」と呼ばれるサービスを利用し、インターネット代もなるべく抑えています。
このように、支出を抑えようとすると、一つ一つ自分で調べなければならない努力が必要になってきます。
努力を取るか時間を取るか。
人によって何を優先させるかでも毎月の生活費は変わってきます。
生活費は抑えられれば良いとは思いますが、けど正解って実はないんじゃないかなあ、と思ったりもします。
収入に見合ったお金のかけ方を考えつつ、自分が一番やりやすいスタイルでストレスなくやっていくのが一番かなと。
節約は無理やりするとかなりストレスになって、心に余裕がなくなります。
無理のない節約で、心も出費も軽やかにしていきましょう。
