シングルマザーにとって、仕事ってとても重要。
自分が大黒柱となって生活をし子供を育てているのですからね。
今回は、シングルマザーが選ばないような仕事を考察し、まとめてみました。
ネットの情報を見ると、シングルマザーにおすすめの仕事とか、シングルマザーが選ぶ職種とかはあるんですけど、「選ばない仕事」っていうのは無いんですよね。
収入を得るために、あまり条件を絞らず就職し、働き始めてから自分に合わず辞めてしまうということがないように、少しでも参考になれば良いなあ、と思います。
気になるところから見てね
シングルマザーが選ばない仕事は、労働条件による

選ばない仕事とは言っても、この記事では「選ばない職種」にはしていません。
多分、シングルマザーにとって、選ぶ職種は自分が持っているスキルによって違うと思いますし、選ぶか選ばないかは職種よりも労働条件で変わると思うんですよね。
例えば、私事務職なんですが、事務職でも残業の多い会社と少ない会社があります。
職種によっても違いはあると思うのですが、どっちかというと多い少ないは会社によると思っています。
で、事務職をしたい人が、残業が多い会社を選ぶか少ない会社を選ぶかは、家族との時間を優先するか毎月の収入を優先するかで違うと思うんですよね。
全て自分の希望通りの仕事に就けることってなかなかないので、優先順位をつけて仕事を選ぶようにすると良いかなと。
私の場合は、離婚する前から勤めている会社で今も働いていますが、離婚する前と今では、優先する条件が少し変わりました。
私が今、きついな…と思うのは、仕事の時間です。
正社員で働いていますが、やはり時々残業があって、帰りが遅くなる時があります。
そうすると晩ご飯の時間が遅くなってしまうのですが、それまで子供を待たせてしまうこともあるんですよね。
朝のうちに作っておけば良いのでしょう。
ですが、やはりそのために早起きしなければならないのは、私にはちょっと辛くて…。
そうやって睡眠時間を削って頑張ってるお母さんは、本当にたくさんいらっしゃって、私にとっては尊敬しかありません…。
それにやっぱり、ご飯くらいは一緒に食べたい。
うちは一人息子なので、母子二人三脚で暮らしています。
ご飯も別々だと寂しいじゃないですか。
朝は、息子が学校に出かけるよりも早く家を出ないと、会社に遅刻してしまいます。
マイカー通勤なのですが、雪国に住んでいまして、冬は雪が降ると道路が混雑して流れが悪くなり、さらに早く家を出なければなりません。
春〜秋の通勤時間の倍くらい時間がかかります。
それも私にはきついんですよね…。
息子は中学生なので、ちゃんと戸締りして出かけるので良いのですが、せめて息子と同じ時間に家を出られるようになると良いなと思います。
朝もバタバタして息子と話す時間が本当に無いなと感じていて。
今の会社に入社した当時は、「収入」と「土日祝休み」を優先しました。
その当時は夫の母親と同居してましたので、帰りが遅くてもおばあちゃんが夕食を準備してくれたので安心してたんです。
ですが今はなるべく早く家に帰りたいので、職場が遠いのがきついなと感じています。
通勤に時間を取られることがこんなにストレスになるとは思っていませんでした。
就活している当時、本当は家から近くて土日休みの求人もありました。
迷いましたが、給与が良さそうな今の会社を選んで面接を受けました。
家から職場までの距離は、あまり重要視してませんでした。
ですが、今となっては
と思っています。
ただ、贅沢しなければ切り詰めなくてもなんとか暮らしていけるだけのお給料をもらえていますので、どっちが良かったなんて言えないのかもしれないですね。
そんな訳で、優先する条件を見極めることは、後で後悔しないためにもとても大事なことかなと思います。
シングルマザーの働き方、正社員とパートタイマーの割合はほぼ同じ
シングルマザーの働き方としては、下の引用にあるように大きく正社員かパートタイマーかになると思います。
母子世帯の母の 81.8 %が就業しており、このうち「正規の職員・従業員」が 44.2 %と最も多く、次いで「パート・アルバイト等」が 43.8 %となっており、
派遣社員や自営業等もありますが、少数です。
正社員として働く一番のメリットは、安定した収入が得られるということです。
ですが、終日勤務、月曜日〜金曜日など、仕事のために時間を拘束され、働く時間を自分でコントロール出来ません。
残業しなければならないこともあり、子供の急な体調不良に対応しづらかったり、子供の保育園や学校の行事に合わせて休みを取りづらかったりすることもあります。
パートタイマーとして働くメリットとしては、働く時間に融通をきかせられるということ。
正社員よりも短時間労働で、時間給なので時間単位で働く時間を調整出来、自分の状況に合わせて柔軟な働き方が出来るのが利点です。
ですが、安定した収入はなかなか見込めません。賞与等がもらえないことも多く、短時間労働のため正社員と比べると年収は少なくならざるを得ません。
会社の業績が下がったりすると、シフトを減らされたり職を失うなどの影響を受けやすくなります。
子供が小さいうちは、どうしても子供に合わせなければならないため、実家の親など第三者の手を借りられなければ、残業があるような正社員として働くとなると家族との時間を犠牲にすることもあるかと思います。
特に子供がよく熱を出すなど病弱な場合、急に休みを取らなければならなくなることも多くなり、その結果評価が下がる可能性もあります。
また周りに迷惑をかけてしまう負い目を感じるようになるなど、大きなストレスとなってしまうこともあるでしょう。
子供が小さいうちは、働く時間を調整出来て柔軟に動けるパートタイマーで働くのが良いのかな、と思います。
正社員で働くよりも収入は落ちてしまいますが、子供が熱を出して保育園から連絡がきても柔軟に対応しやすいと思いますし、保育園へのお迎え等も閉園時間に間に合わないとか、そういうこともないと思います。
正社員で働くよりも、子供自身に負担をかけることがなくなります。
収入は低くても、国や自治体のひとり親に対する手当や補助をきちんと利用して、健康的に生活出来れば良いのかな、と私は思います。
正社員でも、残業や休日出勤がなく、小さい子供を持つ親に理解のある職場なら大丈夫かとは思います。
ですが休みがちになってしまうと、やはりマイナス評価になってしまいます。
そういう時間の融通の効かなさは、正社員とパートタイマーでは違うということを理解しておいた方が良いでしょう。
正社員でもきっとなんとかなる、と楽観視する前に、ちゃんと考えた方が良い部分です。
託児所があるような会社だと理解が得やすい職場なのかな、とは思いますね。
そして、子供が大きくなって手がかからなくなってきたら正社員として働くようにすると良いのかな、と思います。
いつまでも手当に頼るわけにはいかないと思いますし、パートタイマーのままではいつまで経っても貯金が増えません。
子供が大きくなるにつれて教育費もかかるようになりますからね。
正社員になるためには、資格やスキルがあった方が断然有利ですので、パートタイマーの間にスキルを磨き自分のキャリアを上げていきましょう。
パートタイマーの間に磨いたスキルも、面接時にアピールすることで採用してもらいやすくなります。
資格も取れたら強い武器になります。
もし正社員になれなくても、副業をするなど、今後の子供の教育費や自分の老後のことも考えて、収入を上げていくようにすると良いかと思います。
シングルマザーの退職理由から、シングルマザーが選ばない正社員やパートの仕事を考察し勝手にランキングしてみた
さて、ここからは退職理由を踏まえて、シングルマザーが選ばない仕事を、私が勝手にランキングにしてみました。

シングルマザーが選ばない仕事No.1 職場の人の理解がない
まずシングルマザーに限らず、社会人が退職する理由として必ず挙がってくるのが「人間関係の悩み」。
シングルマザーが仕事を探す上で気をつけた方が良いのが、子育て中の母親に理解がある環境かどうかです。
周りの理解があれば、何かあっても休みを取りやすいですが、周りの理解が得られないような職場では、例えパートタイマーでも、シフトを変えてもらい辛かったりもするでしょう。
理解してもらえない環境だとすると、それが人間関係の悩みになり、仕事を辞めるっていう決断になりかねません。
女性が多い職場だと理解を得やすいのかもしれません。
気になるようでしたら、面接時に「私のように小さいお子さんがいるお母さんは多いですか?」など、聞いてみても良いかもしれません。
家族構成などは面接の場で秘密にしておくことではないですからね。
それに、知らないまま入社して、仮に理解が得られず苦しくなって辞めてしまうなんてことになってしまっては時間の無駄です。
同じような年代の子供を持つお母さんが多ければ、話が合って仲良くなりやすいですし情報交換も出来て、良いですよね。
シングルマザーが選ばない仕事No.2 残業が多い
シングルマザーの子育てでは、子供が小さければ仕事をしている間は保育園に預ける人が多いと思います。
仕事の後は、保育園の閉園時間までに子供をお迎えに行かなければなりません。それよりも遅くまで残業は出来ません。
以前の私のように、頼れる親や兄弟姉妹などいる場合は心配ないのですが。
子供が小学校に上がれば、自分で家に帰って来ますが、遅くまで子供だけでお留守番をさせるのは心配。
子供のことを考えると、残業の多い仕事は避けたいですよね。
正社員で働く場合は、月に残業時間がどれくらいあるのか、求人票等で確認しておくのがベストです。
シングルマザーが選ばない仕事No.3 給料が安い
給料、大事ですよね。
仕事を探す時、まず月給や時給を見るって人、多いのではないでしょうか。
毎月どれくらいの収入があれば生活出来るか、目星をつけると良いですね。
お給料は多くもらえるに越したことはないのですが、仕事は通常、給与が高いほど難しいスキルを必要とする仕事だったり、責任が重くなったりします。
役職につけば給与も上がりますが、責任も重くなり残業が当たり前のようになるなど、一日の中での仕事の比重が大きくなっていきます。
給与が低い仕事だって適当にやって良い訳ではありませんが、給与が高いほど周りから求められるものは大きいということは覚えておいた方が良いです。
私は同じ部署の同僚などの中では、給与は安い方です。
周りと比べてしまうと不満は出てきますが、逆に安いので、毎日定時で帰るのもさほど罪悪感は感じませんし、周りから妬まれることもなく、平和な人間関係を築けています。
なんとか普通に生活が出来る、そして会社では居心地の良い立ち位置にいる、微妙な収入でうまくやってます。(笑)
シングルマザーが選ばない仕事No.4 ハードワークな仕事
若くて体力のある人は、気にしないでください。(笑)
私は今まで事務職ばかりしてきました。
ハードワークとは無縁です。
もし私がハードワークな仕事を始めても、体力の限界がきて多分すぐ辞めるでしょう。
子育てって結構体力使いませんか?
体力的にハードな仕事をこなし、仕事から帰っても家でたくさんやるべきことがある。
考えただけで、キビシイなあ…って思います。
若いうちは体力に多少自信もありましたが、今は無理です…。
無理をしてまで仕事をしても、体に不調をきたしてしまっては意味がありません。
自分の体力を過信せず、出来るかどうか適切に判断しましょう。
この記事のまとめ
シングルマザーの私が、こういう仕事は選ばない、っていうのをランキングしました。
ランキングはあくまでも私の私見です。
子供を守るため、生活をするため、私たちは仕事をしますよね。
だから、仕事を始めてもすぐ辞めるようなことになって欲しくはないと思っています。
仕事が自分に合わなかったら辞めて新しい仕事へ、それでもダメだったらまた辞めて次を探せば良い、とはいかないのが現実です。
次から次へと職を変えていると、いざ就活する時に面接時に「一つの仕事が長続きしない人」とマイナスの印象を相手に与えかねないからです。
そういったリスクを減らすためにも、仕事が長続きするように、何を優先したいか、しっかり考えた方が良いです。
あなたにとって仕事が続けやすく毎日安心して過ごせますよう願ってます。

