気になるところから見てね
子供が習い事を嫌がる理由は、好きじゃないから
こんにちは。アーミーです。
この記事では、子供の習い事について私が経験したことをご紹介したいと思います。子供が習い事を嫌がっていて困っている方、これから習い事をさせようと思ってる方に、少しでも参考になれれば嬉しいです。
子供に何か習い事をさせているというご家庭は多いと思います。
習い事を始めたは良いけど、習い事がいやだ、やめたいと言い出すお子さんも少なからずいるのではないでしょうか。
親は、せっかく始めた習い事、できれば嫌がらず続けて欲しいと頭を悩ませてしまいますよね。
どうして習い事を嫌がるようになるのでしょうか。
「子供が習い事を嫌がるのは、好きじゃないから」
これに尽きると私は思います。
子供の習い事はどうやって決めてますか?
子供に習い事を始めさせるきっかけは何ですか?
きっかけは人それぞれあると思います。
では、どんなきっかけでも子供のためと期待して始めた習い事、お子さんは楽しんでやってますか?
楽しいか楽しくないかは、習い事の種類は関係ないでしょう。
勉強が好きな子供もいればスポーツが好きな子供もいます。
やっていくうちにどんどん興味が湧いて楽しくなってくる子もいれば、だんだん興味がなくなってやりたくなくなる子もいます。
出来れば初めは、子供が好きそうな、得意そうな分野の習い事から始めてみることをオススメします。
そして、始めたからにはずっと続けさせようと決めてしまわない方が良いと思います。
続けるかどうかは子供の気持ち次第で決めた方が良いかと思います。
無理に続けさせてしまうと、それが「好き」ではなく「義務」に変わってしまうからです。
「自分が好きでやっている」ではなく「仕方なくやらされてる」義務感で習い事を続けさせてしまうと、その後の子供の人格形成に影響を及ぼしてしまうかもしれません。
子供の気持ちに素直に耳を傾けながら判断していくことが大事だと思います。

小学生の頃の息子の例
私も息子が小学生の頃から習い事をさせておりました。
小学生の時からサッカーを始めて、中学生になった今もサッカーを続けています。
息子が習い事を始める時、すんなりサッカーを始めたわけではありませんでした。
今に至るまでには紆余曲折がありました。
小学2年生の頃
保育園の時から、息子はサッカーが好きでした。保育園でもよくボールを蹴って遊んでいたようです。
息子が小学2年生の頃、サッカーがしたいと言い出しました。
周りにはまだ習い事をしている子がそんなにいなかったので、始めるのが早いかどうかもわかりませんでしたが、まずは学校のスポーツ少年団の練習を見学しました。
仲の良い上の学年の子がいたこともあって、息子はすごく気に入ったようで、すぐ入りたいと言いました。
他にもクラブチームの見学にも行きましたが、息子は一番始めに体験したスポ小のチームがすっかり気に入ったようでした。
スポ小なら授業終わった後にそのまま自分で行けるし、終わった後に迎え行けば良いだけだからちょうど良い。
そして結局、時間や場所、月々の金額を考えるとやはりスポ小に入るのが一番かなと考え、スポ小に入りました。
ですが。。スポ小は大変、とは聞いていましたが、本当に大変でした。
息子は楽しそうにしておりましたが、まるで保護者も部活をやっているような感覚。詳しくは書きませんが、外の競技なので暑さ寒さ、天候に左右されるのがツラかった…保護者も行動が縛られ、私は息が詰まる思いで納得出来ない思いを抱えながらつき合っていました。
何より、そんな思いをしてつき合っていても息子はほとんど試合に出られず、私のモチベーションはどんどん下がっていきました。
そんな感じが毎週続き、私は体調を崩すこともありました。月曜日の仕事は疲れすぎて仕事になりませんでした。
当時は離婚してなかったので夫もいましたが、夫からの協力は期待出来ませんでした。
数ヶ月して、とうとう私の方が耐えきれなくなり、スポ小をやめさせました。
息子は受け入れてくれましたが、寂しそうでした。
小学3年生の頃
スポ小をやめてから、息子には何か別のことをさせてサッカー以外に興味を持ってもらおうと考えた私。
外のスポーツはもう懲り懲りでした。
いくつか見学に行き、始めたのがバスケットボール。
知っている友達が一人もいなかったので最初は心配でしたが少しずつ慣れ、徐々に出来るようになっていきました。
レイアップシュートとか。私はうまく出来ないので、おおすごい!!と思いました。
あわよくばそのままバスケに興味持ってもらえると良いなと思ってました(笑)。
また、週一回のバスケだけだと体がなまると思い、多種目の競技を教えてもらえる教室にも通いました。
その中で何か他のスポーツに興味が出てこないかな、と考えてました。
冬が終わろうとしていたある日、息子は我慢出来なくなったように「スポ小に戻りたい!」と言いました。
何をやらせても結局サッカーを選んでいる息子。
一年ちょっと、回り道をさせてしまったなと思います。。我慢させてしまった。
だけどこの経験は無駄じゃなかったとも思っています。
他の習い事もさせてみてはじめて、息子にはサッカーが一番なんだなとわかりました。
私がスポ小にはついていけないとわかっていて、それでも息子は自分の気持ちを主張したんですから。
小学4〜6年生の頃
息子の思いを知り、スポ小でやっていく覚悟を決めた私。
その時には息子は4年生でしたのである程度は自分の身の回りのことも自分で出来たので、2年生の頃と比べると私はだいぶラクでした。
そしてラッキーだったことに、スポ小の保護者もキツい感じが少し緩和されていて、試合は椅子に座って見られるようになっていました。
おかげで2年前より土日の試合での私の疲れが半減になりました。
4年生ではキーパー、5年生ではフォワード、6年生ではディフェンスと、学年が上がるとともにポジションも変わりながら、試合で息子の活躍を見ることが出来、無事卒業まで続けることが出来ました。
弱小チームで他のチームの子からバカにされることもしばしば。
指導者もちょっと変人で(笑)、頭を悩ませることもありました。
ですが、息子はサッカーをやめたいと言ったことは一度もありませんでした。
勝てなくてもへこまず、ただ純粋に仲間と一緒にサッカーをすることを楽しんでました。
大変だったけど、サッカーをさせて良かったと思います。

子供の好きな習い事をさせよう
息子は好きなことをやって、充実した小学校生活を送ったかなと思います。
中学校でもサッカー部に入り、楽しそうにしてます。
ちなみに私は小学生の頃、ピアノを習っていました。
やりたくて始めたと思いますが、ピアノの先生が厳しくてよく怒られました。
そのうち嫌になってしまいました。
好きじゃなくなっちゃうって、悲しいですよね。
じゃあ、どうすれば好きになるのでしょうか?
私は、没頭させることが良いのではないかな、と思います。
大人もそうですよね。
仕事だって特に好きじゃなくても、没頭すれば夢中になって、終わったあとは達成感が味わえて、好きになってたりしませんか。
上手に出来る様に厳しく教えるだけではなく、楽しませて夢中にさせることも大事かと思います。
そんな視点も持ちながら習い事を探してみるのも良いかもしれません。
この記事のまとめ
いかがでしたか?
今回は子供の習い事について私の持論を書かせていただきました。
子供が習い事を嫌になるのは、好きじゃないから。
子供をやる気にさせるには、没頭させること。
おもしろいと感じさせることがカギかなと思います。
ゲームはおもしろいから没頭しますね。中毒性が問題視されるくらいです。
おもしろいと感じさせるなんてなかなか難しいかな。
なので、まずは好きなことから始めてみると良いと思います。
子供の興味は成長とともにどんどん広がっていきます。
その子なりの可能性を摘むことなく伸ばしていけるようにしたいですね。
無駄な経験なんて一つもありません。
まずは習い事も楽しんでやりましょう♪
