こんにちわ!中学生高校生の娘を持つシンママのいしがみです。
こんにちわ!編集長のいしがみです。
そろそろ梅雨明けも間近になってきましたね。
近頃の気温だけでも30℃を超える日が続いているので
8月の夏本番はどうなることやら・・・
さて、今日は前回の続きです。
束縛をする彼女や彼氏の心理や事例について前回よりも深く掘り下げていきます。
気になるところから見てね
束縛をしたがる心理とは?
では、彼氏・彼女はどうして束縛をしてしまうのでしょうか。
それには、以下の心理が働いています。
自信がない
ただ一言「自信がない」といわれても、どういうこと?っと思ってしまいますよね。
自信がない。つまり「あなたに愛される資格が自分にはない」と不安になってしまうのです。
その結果、悲観的になってしまったり、攻撃的になってしまったり・・・
束縛が激しくなるのです。
彼氏・彼女を支配下に置き、コントロールしたい
これは結構厄介ですが、あなたを束縛という名の支配下に置き
全て自分の思い通りにし、満足感・優越感を得る状態ですね。
言うことを聞かないと逆上し、下手すれば手が出てしまう危険な状態。
しかし、この心理も根深く掘ると上と同じく自分に自信がないところからくる不安なのです。
「なんで?自信があるからコントロールしたいんじゃないの?」と思われますよね。
その原因は、この後に・・・
愛情が足りない。傷つきたくない。
これが束縛の主な原因。
彼氏・彼女はある原因で愛情が極端に足りていないのです。
だから、あなた自身は「こんなに愛しているのに足りないの?」と思っていても
彼氏・彼女にとっては全然足りなく感じてしまうのです。
では、その理由とは何なのか・・・?
原因は幼少期とは
実は、束縛や精神疾患を患う主な原因は「幼少期の愛情不足」にあります。
幼少期、親から十分な愛情を得られなかった場合、人はそれをずっと、自分が納得できるまで追い求めるのです。
ひとつ、例を挙げてみます。(これは実話です)
ある女性が、1人の男性とお付き合いをしていました。
彼は彼女にぞっこんで、彼女をとても大事にしていました。
2人で歩いているときもベタベタ。
メールや電話も時間が可能な限り取り続け、離れる時間はほぼなく、片時も離れたくない様子が伺えました。
はたから見れば「なんてお熱いカップルなんだろう!うらやましい!」と思うかもしれません。
ですが、彼女はある悩みがありました。
それは「彼との連絡頻度が多すぎる。」「ほんの数分連絡がとれないだけで泣いてしまう。」「しまいには、怒り出す。」
「友達と遊びに行こうとするとすぐに拗ねる。」「『俺のこと、嫌いになったの?』『俺だけじゃダメなの?』といわれてしまう」
「結果、友達と遊びに行くにも付いて来て、友人だけとの時間が取れない。」
「フォローするのが正直めんどくさいと感じる。」「でも、そうしないとすぐに機嫌が悪くなるから言うとおりにしている」でした。
これを聞いた人たちは驚きました。
だって、周りから見たら彼はとても温厚で
ただ彼女にぞっこんで、とても彼女を大事にしているようにしか見えなかったからです。
彼女は思いました。「どうしてこんなに束縛するんだろう?何か原因があるんじゃないか?」と。
そして、調べに調べた彼女は、彼氏の過去にたどり着き
彼が過去重度の虐待を受けていたことを突き止めました。
しかし、それを彼に問いただしても「俺はそんな目に遭っていない」でした。
なので言葉にするよりも実行。
彼女は彼を、まるで自分の子どものように接してみました。
ただ抱きしめたり、好きだと言い続けたり、彼の話をたくさん聞いたり、ずっとそばにいたり・・・
時には叱り、時には甘やかし。
本来彼が親から受けるべきだった愛情を、彼女が与え続けました。
すると、段々と彼は虐待を受けていた事実を受け止め
束縛もすごく緩和されました。
不思議ですよね。どうしてそんなことが起こったのでしょうか。
彼は、小さいころから「甘えることは悪」だと教わって来ました。
考えてみてください。
5歳や6歳の子どもに「親に甘えるな。自立しろ。」っと言って
それが理解できると思いますか?思いませんよね。
むしろ、まだまだ親に甘えたい盛りなんです。
それなのに、彼は一切それを遮断されて来ました。
何かしらの方法で、それを訴えても、その結果殴られたり罵られたり。
終いには「早く死ねば?」と実の母親に言われ続けてきました。
その代わり、その母親からは何かあれば頼られ甘えられ
「早く親孝行をしろ」と言われ続け
彼が大人になった頃には母親と夫婦のような関係になっていました。
でも、彼はそれが「普通」「当たり前」だと思っていました。
それが彼の深層心理だったのです。
子どもにとって、親とは神に等しい存在です。
何も知らないまっさらな子どもは、親の言うことが全てなんです。
だから彼は親に甘えることを一切やめ、親を甘やかす存在になりました。
では、彼の「甘えたかった心理」はどこにいってしまうのでしょうか??
それが、恋人である彼女に向きました。
彼は無意識下の中で「彼女は自分を甘やかしてくれる!愛してくれる!」という心理が働き
彼女との交際を始めたのです。
- 自分に自信がないのは、愛されたことがないから、自分を愛してくれる人を知らないから。
- 彼氏・彼女を支配下に置き、コントロールしたいのは
自分も親からそうされてきたから、それが当然だと思っているから。 - 愛情が足りない・傷つきたくないのは、誰かに自分を愛して欲しい。だけど、愛されなくなったときが怖いから。
だから、束縛が激しくなってしまったのです。
たまに、スーパーや公園で自分の思い通りにならない子どもが駄々をこねる姿を見たことがありませんか??
子「このお菓子かって!」母「ダメ!」子「やだやだー!!」母「いいから行くよ!」っというやりとりですね。
束縛って、このやりとりと同じなんですよね。
一見何が繋がるのかわかりづらいかと思いますが
「彼氏・彼女は駄々をこねている」と言われたら・・・どうでしょう??
お菓子売り場での例に戻すと、このとき子どもは「置いていかれる恐怖」に駆られて
しぶしぶ、親の言うことを聞いて諦めます。
しかし、これがあなた相手になると「良いといってくれる」期待があるから
彼氏・彼女の要望はどんどん大きくなり、大きな束縛へと成長していくのです。
彼氏・彼女は常に「愛されなくなったときの恐怖」に怯えているから
束縛も激しくなるんですね。
しかし、そんな過去を知らない彼女からしたらお付き合いしているのは「大人としての対等な相手」だったわけです。
だから「いい大人が何で?どうして?」と戸惑ってしまったのです。
だからこそ、彼氏からわが子にシフトチェンジした結果、彼氏の症状は瞬く間に回復していったわけです。
回復していった事例を挙げてみました。
では、具体的にどんなことをしたら束縛は回復していくのでしょうか。
いくつかの事例をまとめてみました。
例1.彼氏・彼女との日常会話を絶やさない
どんなことでもいいのです。
昨日見たテレビの内容とか、昔こんなことが流行っていたよね。っとか。
趣味はどんなことで、どんなことが好きで嫌いなのか。
小さい頃、どんなことをして遊んでいたのか。とか。
そんな他愛もない話をしてみてください。
そこに、彼氏・彼女の心の隙間の答えが隠れています。
それさえ見つけてしまえば、あとはその隙間を埋めればいいだけなのでとても簡単です。
例2.抱きしめ、頭をなでてみよう
特に、相手が彼氏の場合あなたが甘えて抱きしめてもらうことが多いと思います。
もちろん、あなたが甘えたい気持ちも分かります。
しかし、今はグッとこらえて彼氏・彼女の頭を包むように抱きしめ、頭をいいこいいこと撫でてみてください。
最初は照れて受け入れてもらえないかもしれませんが
「今日は私が甘やかしたいの!いいこいいこしたいの!」と押してみましょう。
それを続けることによって、本来出したかった「甘えたい気持ち」が満たされていき
彼氏・彼女の心の氷が溶けていきます。
そうすると、自然と「あっ、自分は愛されてる」と自信に繋がるのです。
例3.「大好きだよ」と愛を唱え続けてください
よく束縛に悩まされている人に
『彼氏・彼女に好きだと言っていますか?』と聞くと
「好きじゃなきゃ、一緒に居るわけないでしょ?」「言わなくてもわかるでしょ?」と言われてしまいます。
言わなくても、察してよ。っということなのですが、これは大きな間違いです。
どんなに好きでも。どんなに大切でも、言葉にしなければ相手には伝わりません。
「どうしていえないの?」と聞くと「恥ずかしいから」といわれてしまいますが
その「恥ずかしい」さえ越えてしまえば、彼氏・彼女の束縛は大きく緩和するのに
出来ない人がとても多いです。
相手を想うなら。相手をもっと大事にしたいなら
ぜひ、ご自身のお言葉で伝えてあげてください。「大好きだよ。」って。
例4.彼氏・彼女は大人じゃない!可愛い赤ちゃん!
率直なアドバイスをしてしまうと、彼氏・彼女を「大人としてみてしまう」から出来ないんです。
あなたは、赤ちゃんは好きですか??私は大好きです!(ぇ
赤ちゃんって可愛いですよね。見てるだけで可愛い。癒される。
もしも赤ちゃんがお嫌いでしたら、子犬や子猫。あなたが可愛いと感じるものと思ってください。
見ているだけで、ついつい笑みがこぼれてしまうような存在を思い出してください。
どうですか?可愛くて可愛くて、なでなで、ぎゅーってしたくなりませんか?(笑)
彼氏・彼女にも、同じように接してください。
それが、今彼氏・彼女が欲しい「愛情」なのです。
例5.優しくするだけが愛情じゃない。ちゃんとあなたの意見をいおう。
今あなたは、彼氏・彼女の束縛がめんどくさいあまり、全てに「あーはいはい、わかりましたよ。」って
流していませんか??
何でもかんでも「いいよ、いいよ」してしまうのは逆に不安を煽ってしまうんです。
「本当にいいのかな?」「本当に愛してくれてるのかな?」って。
人間、疑いだしたらきりがないですからね。
ですが、束縛をする人は少なからず人間不信に陥っています。
例え相手があなたでも、なかなか人を信用することが出来ないのです。
だから、大喧嘩になってでも、あなたの意見をしっかり伝え、しっかり話し合ってください。
彼氏・彼女は話し合いの場になると嫌になって逃げるかもしれません。
なので、逃げ場を作らせない!ぐらいの勢いで追い込んでください。
そうして、嫌でも向き合わなきゃいけない場面を作るのです。
そうすれば嫌でもあなたと向き合い、解決策が増えてきます。
ちょっとかわいそうな気もするかもしれませんが、そこまでしないと相手はずっと逃げ続け
逃げてる自分を棚に上げて、あなたを責めてきます。
それはダメです。絶対に。
実は、彼氏・彼女の症状が回復する例はこれだけなんです。ビックリですよね。
あとは、最後に出来る例を挙げるとするなら・・・
「これは全部、あなたにしか出来ないこと」です。
だって、彼氏・彼女はあなたを選んだんです。
あなたに愛されたいから、愛して欲しいから。
あなたなら自分の心の隙間を埋めてくれる、愛してくれると思ったから
あなたを恋人にし、捨てられる恐怖を抱えて束縛してしまうほど離したくないのです。
それは、彼氏・彼女の深層心理の中からあなたを求めているのです。
だったらそれを逆手にとって、あなたが離さなくしてやりましょうよ(笑)
本日の記事のまとめ
今回は束縛をする彼女や彼氏の心理や事例についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
これを読んでも「まさか彼氏(彼女)が・・・」とお思いになるかもしれませんが
ご相談をいただいたクライアントの皆さんに、全く同じ話をし
まるで我が子のように彼氏・彼女と接してみてもらいました。
すると、皆さん「本当に束縛が軽くなった!」「恋人が明るくなった!」「優しくなった!」と
大きな変化に驚いてくださいます。
物事には、必ずなにか『原因』があります。
何もなしに、今の状態になった人はいません。
今の彼氏・彼女の状態は、その人の過去生きてきた中で形成されてきたものです。
その中で大きな隙間を生み出し、悩み苦しみ、もがいているのだとしたら
その隙間を埋めてあげれば、簡単に彼氏・彼女の状態は軽くなります。
もし、あなたが彼氏・彼女の心の隙間を埋めてあげたいと思ったら・・・
どんどん、甘やかしてください。そして、叱ってください。
先ほどもいいましたが、優しいだけが愛情ではありません。
相手は大人ではなく、自分の子ども。
もう一度自分の手で、彼氏・彼女を「育てなおし」していくのです。
これはとても時間がかかることですが、こうやって少しずつ彼氏・彼女との信頼関係を深めていけば、あなたと彼氏・彼女の絆は、確固たる物になります。
素敵なパートナーライフをお過ごしください。
